お知らせ
寒さ本番ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
一庫公園ではこの冬も地元の名産、クヌギでつくる「菊炭」の炭焼きが
はじまりました。
丘の駐車場奥の階段を上がったところ、自然観察の森に広がる
クヌギの萌芽再生林も更に拡張され、「一庫らしい」景観をつくり出しています。
NPOひとくら里山楽校さんなどボランティアの方々、炭焼き職人さんに助けていただきながら進む一庫公園の里山づくり、
ぜひ一度、どんなんかな?とのぞいてみてください。
炭焼きの日程などはホームページでチェックを。
http://www.hyogo-park.or.jp/hitokura/

ところで、申し訳なくもなかなか更新できない「ひとくら公園だより」です。
お知らせや公園の様子などの情報はホームページにて更新して参りますので
しばらくこちらはお休みとさせていただきます。
ぜひ上記アドレスをあなたのお気に入りに追加願います!
# by hitokura-p | 2009-01-15 11:41
ゆったりとスズムシ、はげしくマツムシ
レンジャー室の扉の横に今年も展示のため提供されたスズムシたちのケースがあります。
展示室のスリットの窓からちらちらと木漏れ陽が入り、昼下がりのこの時間、まだ翅をふるわせていないスズムシたちはまるでバカンスを楽しんでいるよう…。
りーんりーん♪の鈴の音でおなじみのスズムシですが、一庫公園の自然環境ではその音を聞くことができません。ちんちろりん♪のマツムシの音はちらほらと聞こえてきます。展示用に捕獲したマツムシたちを昨晩は我が家にお泊めしたら、チッチロチッチロ!!と夜中激しく鳴いていました。うちの子どもがその音で目覚めそうになったくらいです。
虫の音は地域ごとに鳴き方が違ったり、少し離れた場所で鳴く時間帯がかわったりするようです。とても「ちんちろりん♪」には聞こえない「チッチロチッチロ!!」は虫もこのご時世をともに生きている証なのかも…
(写真はスズムシたち)
# by hitokura-p | 2008-09-24 14:58 | 展示
コカマキリの夫婦
センターで展示している虫たちの餌替えで出たくずなど放りにちょっと外へ出ると、林の暗がりから三角顔のコカマキリさんがざざざとこちらに寄ってきました。挑んで来られたからには受けて立ちます。小枝のような胸をつまんで持ち上げると、あれ??お腹に別のカマキリの脚とひとまわり小さいお腹がくっついている状態。
おお、他のカマキリを頭から食べてるな!せっかくだから写真撮影をと屋内へ戻ると、電話が鳴ってカマキリはやむなくテーブルの上へ。電話の最中もじっとしているのでしばらく様子を見てみることに。すると、さらに驚いたことに、頭と前脚のなくなったカマキリのお腹がぐぐとよじれて、食事中のほうのお尻をつついています。どうやら食べられているのは、交尾しようと近づいたオスのよう。
食べられながら、食べながらの交尾は成立しているようでしたが、頭がなくても子孫を残すというミッションを遂行する、虫の世界。
つまんでやって勝負ありかと思いきや、コカマキリさん、参りました。
# by hitokura-p | 2008-09-17 17:14 | 生きもの
三ツ星レストランはどこに?
先週の土曜と今日の2回、自然観察はじめ隊!では、「樹液レストラン」の鑑定をおこないました。クワガタやカブトムシ、カナブンもチョウもガもスズメバチも…いろんなお客さんが集まってくる樹液レストラン、実は最近、樹液のごちそうを出せなくなって閉店??というお店が増えています。樹液レストランが次々閉店してしまうと、食べものにありつけない虫たちは当然減ってしまいますが、このレストラン閉店の危機を知らずに虫とりをしている方が意外に多いよう…。樹液レストランの木の皮をはがしてまで、皮の下、すきまに隠れたクワガタを採ろうとしたことはありませんか?1匹の虫を捕まえたいというわたしたちのエゴのため、樹液レストランにできたはげ部分はすっかり乾燥、木が弱ってしまい樹液が出なくなっています。下の写真でも皮の下の明るい材の色が見えますね。最近はがしてしまった人がいたということ。
自然観察の森では、虫採りのマナーを立て看板にて呼びかけています。もしみなさんが公園を訪れたとき、虫採りのマナーも知らずにしたい放題、虫を採って楽しんでいる人がいたら、勇気をもって教えてあげてください「来年も虫採りを楽しみたかったらまずは木を大切にすること!」と。
みなさまにご協力願います。
# by hitokura-p | 2008-08-03 17:03 | イベント
星空観望会をおこないました

昨晩は一庫公園で初めて、夜空を見上げる観察会を行いました。
先生は猪名川天体ネットワーク「プレアデス」の方々です。一昨晩が新月ということもあって、一庫自慢のまっ暗闇を期待していましたが、残念、空には薄雲がかかり、その雲が大阪方面の街明かりを反射しています。「こんなに空が白っぽく明るいなんて…」と、参加者のみなさんもあらためて「光害」に驚いた様子。
先生は「ぼくには天の川が見えるんですが…」とレーザーポインターで位置を指してくれましたが、うーん、わたしたちには見えません…。でも4人の先生たちがそれぞれセッティングしてくださった双眼鏡や望遠鏡を順番にのぞいていくのは楽しいこと。中にはガリレオ・ガリレイが使っていた望遠鏡の模型もありました。視野の狭い、倍率もそれほど高くない望遠鏡で木星の衛星を見つけるなんて!と実際のぞいてみると驚きます。
打ち合わせでは、「木星を見てもらいましょうか」とだけ聞いていたのですが、他にもはくちょう座の二重星アルビレオや、こと座のドーナツ星雲などいろいろな星を見せていただきました。
夜空を切り取ってのぞいているはずなのに小粒できらりと光る石を顕微鏡で見ている気持ちにもなります。忍耐強い天文学者たちも、何光年も遠くの星を机上で愛でるような気持ちで見続けてきたのでしょうか?
最後には3次元映像で今までに明らかにされている宇宙の姿を宇宙の果てまで行って見て、また地球まで帰ってくるという、往復何百億光年(?)の旅に連れていっていただきました。こんな宇宙の広がりを教えてもらったら、天の川が見えなくなった地球の空がほんとうに残念でなりません。みなさんも今晩、わが家の夜空の闇をあらためて見上げてみてください。意外に明るいでしょうか?暗いでしょうか?

あと、お知らせです。プレアデスの方々は猪名川天文台(アストロピア)の運営委員さんでもあられますが、来週末9日(土)は天文台の星まつりだそうです。標高753mの大野山(おおやさん)からはどんな星々に出会えるのでしょう。
猪名川天文台ホームページ
http://www.town.inagawa.hyogo.jp/sisetu/Astropia/index.htm
# by hitokura-p | 2008-08-03 09:00 | イベント
お父さんもたのしい!きららの森のキッチン
夏休みの幕開け、一庫公園では「きららの森のキッチン」のイベントがにぎやかに行われました。幼い子どもたちが自然のなかで五感を使って楽しみながら、今日のランチを準備する(もちろんお父さんお母さんも一緒になって!)という光景が「きららの森のキッチン」では毎月見られます。夏休みにふさわしい猛暑だからこそなのか、“夏野菜のピザ・スープづくりとヤマモモ採り(※)に挑戦!”の今日は、お父さんたちの活躍も目立っていました。
まずは筋金入りの(?)曲がりきゅうりやピーマン、トマト…大盛りの野菜を洗ってとんとんとん、子どもたちの危うい手つきを大人たちがフォローしながら、みんなで刻んで下ごしらえです。私も包丁を握る男の子のお手伝いにテーブルの隅に。大物キュウリ刻みからピーマンの種とりへと移行して間もなく、その男の子に飽きて逃げられてしまった(!)ので一段落、周りを眺めてみましたら、お父さんたちは揃って片手にジャガイモ、片手に包丁…静かに皮をむくひと手間をこなしています。いやあさすが休日返上、親子でイベントに参加してくださるご家族の主!
そしてお父さんと子どもたち中心のヤマモモ採りでは、少し旬を過ぎて実が少ない枝を竿で揺らして落とす作戦。子どもたちが木登りしようと幹のほうに吸い寄せられていくのでビニルシート持ちのひとりになっていた私、いきなり「ぼたぼたぼた!」とヤマモモ弾の雨に打たれました。手にしていたデジカメにも着ていた白いポロシャツにも、甘くて赤いヤマモモ果汁が飛散。
そこですかさず「痛いでしょ?」と子どもたちと同じ無邪気な表情でお父さん。
ほんとに和やかな輪に加えていただきました。

この夏も、「きららの森のキッチン」はじめ一庫公園のイベントは参加者どうしのふれあいも楽しいイベント目白押しです。ぜひイベント情報をチェックしてご来園ください。

※公園内で採取した動植物の持ち帰りはお断りしております。今回は園内のイベントでの利用として枝を揺すって実を落としましたが、いたずらに木を蹴ったりしないでください。みんなが楽しむ公園です!(でもこんなおいしそうに熟した赤い実が落ちています。冷たい水で洗ってその場でお試しあれ)
# by hitokura-p | 2008-07-19 17:31 | イベント
水彩画展がはじまりました
7月1日より、ネイチャーセンターにて能勢町在住の画家、星谷たえこさんの植物画展をおこなっています。繊細な水彩画で心がほっとあたたまります。
一庫公園の周辺でもよくスケッチをされるとか。公園でも見られる植物がほとんどです。ほっとするのは飾りのない「ワイルドフラワー」がモチーフだからでしょうか。
9月末までの展示を予定しております。
ご来園時はセンターにもぜひお立ち寄りくださいな。
# by hitokura-p | 2008-07-03 16:55 | 展示
かまどでごはん
つゆの合間、一庫公園は“かわいい台風”一過です。
川西市立多田東小学校の4年生が先週と今週の2日に分けて、一庫公園で体験学習を行いました。各日、約70名ずつが訪れましたが、生徒さんたち、集合して整列するとスペースはとらないのに、そのにぎやかなこと!
体験は昔話の「ももたろう」のおじいさんと同じ「しばかり」に挑戦!といきたいところでしたが、自然観察の森を整備したあとに残された「しば」をまとめる「しばまとめ」です。まとめたしばは山から運び下ろして、かまどでごはんを炊くための燃料に。「みなさん、かまどで使いやすい『しば』をつくってくださいね!」と作業に臨みましたが、山の斜面での作業は移動するのも落ち葉で足が滑ったりと一苦労!
転んで頭にたんこぶをつくる子あり、突然山がにぎやかになったのに驚いたハチに刺される子あり、ムカデに咬まれる子あり、いろいろハプニングもありましたが
お昼には白いほかほかごはんが待っていました。
もしお家にガスや電気が来なかったら、白いごはんを食べるために、こんなひと仕事が必要なんですね。毎日、燃料の「しば」を山から調達しないといけないとなると、みんなが遊んだり塾に行ったりする時間はなくなりそうです。山の作業は遊びでも勉強でもあると思うけど、みなさん体験を楽しんでもらえたかな?
# by hitokura-p | 2008-06-24 17:30 | イベント
隠れていた伴侶
夏の虫、まばゆいヤマトタマムシが最近センター内でよく飛行しています。
センター全体を放虫館にしたわけではありません。
どうも、2007年の早春にセンターにやって来た台場クヌギ('07年1月ブログ「台場クヌギ、第2の人生」ご参照ください)に入っていた幼虫たちの機が熟し、その場所がたまたまネイチャーセンター内だったということのようです。
ちょっとお気の毒。
今朝も光る翅に材のクズ粉をつけた、中から穴を開けて出てきたばかりのタマムシさんが展示の台場クヌギにとまっていました。
(見てるとお尻からぴゅっと透明なおしっこを。蝶が羽化したときに出す老廃物と同じようなものでしょうか?)
タマムシの幼虫は立ち枯れの木を好むそうです。立ち枯れの木なんて台風で倒れる前に伐り倒されてしまいそうですが、生き物によって必要な生息環境はさまざまです。
今は展示物になったこの台木もずいぶんお年を召して腐朽が進んでいたのでしょう。この木にタマムシが卵を産みにやって来たのは少なくとも2年以上前の夏ということになります。トラックに載せられたりダム管理所の駐車場の片隅に置かれていたり、台場クヌギの旅(タマムシたちの知らぬ間の旅)の終着に偶然居合わせた私は、別の世界に流れる静かな時の流れを感じることができました。
# by hitokura-p | 2008-05-24 18:01 | 生きもの
殿はおみ足が長いのです
今日のレンジャー室のゲストは、体長10cmはあろうかというトノサマガエルです。背中のもようがよく似ているダルマガエルとの見分け方は、四肢の長さだそうです。殿は長く、達磨は短い。
このようにつかまれているとそのスタイルのよさが際だっているような。(胴体の部分はぐにゃっと変形するので手から抜けやすく、この形が両者落ち着きます)

センターに展示するにもほどよいケースがなかったため、裏の池に放しました。ぽちゃん!と飛び込んで脱兎のごとく泳いで(?)いかれました。足が短いダルマガエルだとこうはやくは泳げないかもしれません。

殿を見送る頭上ではエゴノキの花にハチたちがぶんぶんと訪れています。
足もとには昨夜の雨で落ちた花も美しく。
# by hitokura-p | 2008-05-20 12:55 | 生きもの
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